和の雰囲気たっぷりのこちらのボウル、
器の底に高台がなく、
確かにつるんとボウルのような形をしています。
両手でそっと持つと、
コロコロとした丸い形状と、
素朴な土のざらりとした手触りを感じます。

そしてよく見ると、
外側の土（素地）が１色ではなく、
マーブル状のグラデーションになっていることがわかります。
昔、教科書で見た、土星に似ている？
なんて、古くからあったもののような気がしてしまいますが、
これは地元、宮城県石巻市の粘土で作られたもの。
粘土から作るためには、土の中の不純物を取り除いたり、と
大変手間がかかる作業が必要になります。
そうして、こんなにきれいな模様が作り上げられるなんて、
ちょっと感動してしまうほどです。

内側にとろりとかけられた釉薬も、
地元の岩や石、木灰などの天然素材で作られています。

コロンとかわいいこのボウル、
毎日使うなら、少し小さめの茶碗としても。
スープや味噌汁など、汁物にも。
ポテトサラダ、プチトマトをこんもりなど、
ちょっとしたサラダにも。

カフェオレボウルとして、ティータイムにも。
紅茶や緑茶も合いそうです。
デザートのアイスやフルーツ、ナッツ類をちょっとのせても。
プレーンな形だから、
工夫次第で使い道はどんどん広がりそうです。

陶器
工房：三輪田窯
サイズ：約Φ11×H5.5cm
※作品はすべて手づくりのため形状や色味が多少異なります。一つ一つの個性、風合いとしてお楽しみください。
※電子レンジ・食洗機・オーブン・直火不可