こちらは、なかなかお目にかからない、
珍しいポン描きのうつわ。
ポン描きとは、とろりとした釉薬で
描きあげる技法のこと。
ツヤのある飴色の地に、
ふちに黄色でポン描きされたラインが、
なんともおおらかで、眺めるたびに楽しい気分になります。

小鹿田焼といえば、飛び鉋や刷毛目模様が有名ですが、
こちらはそれよりもっと前から
取り入れられていた技法だそう。
古きよき日本の文化を感じます。

少し小振りなこちらの４寸皿、
実は一番、使い勝手がいい大きさなのです。
大皿にどーんと盛りつけたメインのおかずを
さっと取り分けるのに、ちょうどいいサイズ。
和食器というと、どっしり重たそうですが、
こちらは片手でひょいと持てる軽さ。
見た目よりも、ぐんと軽くて、
思わず毎日使いたくなってしまいます。
お客様用にも、何枚あってもいいですね。

サラダ、煮浸し、キンピラ、酢の物など
副菜をちょっとのせると、
和の雰囲気で食卓を盛り上げてくれます。
ちょっとした深さがあるので、
焼肉のタレなど、汁物もこぼれません。

お盆に数枚ならべて、和プレートにも。
卵焼き、プチトマト、漬物など、
ひとつひとつは、盛るだけ、簡単なものでも、
存在感のあるお皿でぐっと雰囲気がアップします。

お茶菓子や、ちょっとしたつまみにも。
大福をポンとひとつ、
濃厚なチーズケーキを一切れ、
ぶどうなどのフルーツをちょこんと、
ナッツやチョコレートをのせても。

手頃なお値段なのも魅力です。

ーーー
サイズ：約φ12＊H3cm
素材：陶器
※作品はすべて手づくりため形状や色味が多少異なります。一つ一つの個性、風合いとしてお楽しみください。
※小鹿田焼は、見かけが頑丈なわりに、熱や火に敏感です。熱湯を入れる茶器セット、湯呑みなどはご使用前に鍋に水と陶器をいれ、一度沸騰させてください。レンジ内での直熱、直燗もお避けください。