素朴な風合いのなかにも、
どこか力強さを感じるナガレモさんの器。
こちらのカップを見たときも、
その湧き上がる生命感のような
それでいて愛嬌たっぷりな表情に釘付けでした。

しのぎの技法というと、
まっすぐな縦ラインがすぐに思い浮かびますが
それに限らず、しのぎは、
削って凹凸をつける技術全般を指します。
なので、お皿の縁に放射状に施されているものも、
雫のようなデザインのものも、
また曲線を描いたものも、
すべてさまざまなしのぎのカタチです。

このナガレモさんの「ナッツ」も、
そのひとつ。
ランダムに見えるようでランダムでもなく、
丸模様のようで丸でもない。
並んだ模様がまるでクスクス笑っているような
そんな楽しい気分になってきます。

もちろんすべて手作業なので、
ひとつとして同じものはありません。
両手で包み込むと、土の感触と
しのぎの凹凸がほどよく指にフィットして
なんともいえずのどかな気持ちになります。

そういえば、お店で手にとるときに、
無意識に笑顔になっているお客さまも多いような…。
そんな笑顔の出会いを、お届けできればと思います。

※価格はひとつのお値段です。
※お好みの器の番号を選んでご注文ください。

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工房：nagaremo（ナガレモ）
サイズ：口径約8.5cm×高さ約7cm
素材：陶器
※作品はすべて手づくりのため形状や色味が多少異なります。
ひとつひとつの個性、風合いとしてお楽しみください。
※電子レンジ、食洗機、直火の使用はお避けください。