お皿の内側に細かく描かれているのは、
昔ながらの伝統技術、飛び鉋（とびかんな）の模様。

７寸皿は、メインの料理をのせるのにちょうどよいサイズ。
伝統的な和食器だけに、
お刺身の盛り合わせ、ちらし寿司なんて、
和食が映えそうです。
でもそれだけではありません。

手に取ってみると、
ベージュとブラウンの組み合わせが、
北欧のようなモダンでシンプルな印象もあります。
実は、この器にパスタを盛りつけると、
トマトの赤、バジルのグリーンなど、
食べ物の色がパッとはえるのです。

ハンバーガーとポテト、
サンドイッチと果物など、
ざっくりとワンプレートでのせても、絵になって
思わず、写真を撮りたくなってしまうほど、
フォトジェニックなうつわです。

ちょっとした深さがあるので、
カレーに麻婆豆腐など、汁物もOK。

小鹿田焼の代表的な模様である飛び鉋は、
ヘラで削って作っていきます。
このような均等な模様ができるのは、
熟練の職人だからこそ。
ひとつとして同じ柄にはなりません。

大皿に描かれているドットを見ていると、
まるで夏にどーんと打ち上げられる、花火のよう。
夏ならそうめんを盛りつけたり、スイカをのせても似合いそう…、
なんて思いを馳せてしまいます。

年中、出番が多そうなうつわです。

ーーー
サイズ：約φ21.5＊H5cm
素材：陶器
※作品はすべて手づくりため形状や色味が多少異なります。一つ一つの個性、風合いとしてお楽しみください。
※小鹿田焼は、見かけが頑丈なわりに、熱や火に敏感です。熱湯を入れる茶器セット、湯呑みなどはご使用前に鍋に水と陶器をいれ、一度沸騰させてください。レンジ内での直熱、直燗もお避けください。