蓋をそっと持ち上げるときのドキドキわくわく。
そして中から湧き立つあたたかい湯気と香りを
つい想像してにんまり。
蓋物とはなぜこんなに高揚するのでしょうか。

2000年、大宜味村に登り窯を構えられた
作り手の玉城望さん、若子さんの
ご夫婦が作り出すのは、どっしりとした趣きの、
昔ながらのやちむん。
琉球王朝の時代のやちむんに魅せられたという
ご夫婦の想いが感じられる器です。

優しい土の地色に飴色のクラシックな唐草が美しい
こちらの蓋つきのマカイ。
小ぶりながら凛とした佇まいに心が落ち着きます。
そして分けて使えるのも嬉しいポイント。
蓋付きのおもてなしの器として、
またお茶碗と小皿の普段使いとしてなど
用途の幅も広がります。

釉薬の濃淡や、蛇の目の有無など
個体差がありますので楽しんでお選びください。

(蛇の目とは重焼（かさねやき）をした際に
上に積む器の高台が当たる部分の釉薬を
あらかじめ除いたためにできる輪のことです)

※価格はひとつのお値段です。
※画像に写っている好みの器の番号を選んでご注文ください。


---
工房：陶藝玉城
サイズ：口径約10�僉濆發橘�9.5��(蓋含む）
素材：陶器
※作品はすべて手づくりのため形状や色味が多少異なります。
一つ一つの個性、風合いとしてお楽しみください。
※電子レンジ、食洗機、直火のご使用はお避けください。